脳梗塞についてM:失語症と言語訓練。 現役保険営業マンの「生命保険徒然日記」/ウェブリブログ
記事によりますと、
@失語症は、運動性失語、感覚性失語、伝導失語、健忘失語、全失語の5タイプに分かれている。
A手など体全体を使って自然に言葉を覚えてもらうことが大切。
Bパンと言えるまでパンをあげないといった訓練は逆効果。正しく言えなくても言い直させない方がいい。
C声を出して、家族とやりとりするのは面白いと思ってもらうようにするのが家族の役目。
とのことです。
…管理人には、運動性失語の父がいます。原因は左脳内出血。長く話そうとすると必ず途中で言葉が上手く出なくなります…。
時折、「どうもダメだなぁ…」とポツリとこぼ� �父を見ると、複雑です。
【記事の内容】
以下、記事の内容です。
ケーススタディのパニック発作
【病を知る・脳梗塞M:失語症。体全体を使って言語訓練。家族と楽しんで会話を】
脳梗塞(こうそく)を起こすと、言葉がわからなくなったり、うまく話せなくなったりすることが少なくない。失語症と呼ばれる言語障害で、家族とのコミュニケーションもとりにくくなる。千葉・柏たなか病院の言語聴覚士、道関京子さんは「手など体全体を使って自然に言葉を覚えてもらうことが大切です」と指摘する。
―失語症にはどんなタイプがあるのですか。
「失語症になると、どの人も読む、聞く、話す、書くすべての機能が落ちますが、特に落ちている機能よって5つのタイプに分かれます。例えば、聞いて理解はできるけどうまく話せない人は、運動性失語というタイプです。理解したり読んだり書いたりする力も落ちていますが、話す能力がもっとも落ちています」
うつ病、メディア
「このほか、うまくしゃべることはできるのですが、人が言っていることが理解できない感覚性失語、人が言ったことを復唱できない伝導失語、話すことはできるのですがコップやコーヒーといった名詞が出てこない健忘失語、脳の損傷がひどくて読む、聞く、話す、書くという機能が完全に失われた全失語というタイプがあります」
「左脳の言語中枢が損傷を受けて右側の手足のまひを伴うことが多いのですが、まひがないのに失語症になる人もいます。右脳が傷ついて失語症が起きることもあります」
―言葉の訓練はいつごろから始めるのですか。
「入院して間もない急性期には自分の声をまず緊張せずに出すことから始めます。入院後1、2ヵ月して症状が落ち着いてくると検査して失語症のタイプを診断し、回復期から本格的な言語訓練に入ります」
―どんな訓練をするのですか。
「絵カードや物を見せて何か言ってもらったり、字が書けなかったら字を、名前が言えなかったら名前を教えたりする方法や、漢字ドリルをやってもらうなど様々な訓練法があります。しかし、これらの方法には限界があります」
"デビッド· K 。レイノルズ"とうつ病
「私たちは言葉を自然に聞いて体全体で言語を覚えてもらう全体構造法で訓練をしています。赤ちゃんが母国語を覚えるプロセスを踏む方法です」
「言語聴覚士がマイクに向かって話すと、例えば、赤ちゃんがおなかの中にいるように低い周波数帯の音だけが聞こえてくる装置を使って言葉の抑揚をとらえてもらうようにします。失語症のタイプによって訓練の内容は全く異なります」
「個人差がありますが、最初から全体構造法で言語訓練を受けた場合、1、2ヵ月で家族とのコミュニケーションをとれるようにするのが目標です。次に1年くらいかけて社会復帰を目指します」
―家庭でも訓練した方が良いのでしょうか。
「奥さんが心を鬼にして朝ごはんを食べるときから、パンと言えるまでパンをあげないというようなことをやっておられるケースがありますが、これは逆効果です。正しく言えなくても言い直させない方がいいのです。声を出して家族とやりとりするのは面白いと思ってもらうようにするのが家族の役目で、本人も訓練に熱が入るようになります」
▽訓練方法は様々聴覚士の診断を
まひを伴わない失語症の場合、認知症と間違えられることもある。言語障害が起きたらリハビリテーション科に言語聴覚士がいる病院に行って診断を受けないと脳梗塞を放置することになりかねない。ただ、言葉の回復訓練をする言語聴覚士は、手足のまひなどの機能訓練をする理学療法士や作業療法士に比べて数が少なく、リハビリ科に言語聴覚士がいない病院もあるので注意が必要。
言語の訓練には様々な方法があるので、本人が希望する訓練をしてくれる病院を選ぶ方がよい。
以上です。
皆様の一票をお待ちしております。
人気blogランキングへ
0 コメント:
コメントを投稿